眼瞼下垂とはどういう症状でしょう

インターネットの画像検索で「眼瞼下垂」「がんけんかすい」と入力して検索ボタンを押してみてください。たちまち様々なタイプの眼瞼下垂による症例写真が表示されるはずです。「なんだか目つきのわるい人たちがたくさんいるなー」などとのんきな感想をもらしてしまったあなたは幸せな方ですね。実際にこの症状で悩み苦しんでいる方は、日本だけでもそうとうな数に上ると考えられます。そしてほとんどの方が、これは持って生まれた体質だから仕方ない、とあきらめてしまっているのです。

眼瞼下垂というのは要するにまぶた(眼瞼)に現れる疾病の一種です。主に上瞼の開閉を司る機構に不具合が生じ、目が開きづらくなるのが特徴で、結果として日常的に「半目状態」が続きます。症状には個人差があって、軽ければむしろ「ずいぶんくっきりした二重瞼ですね」で終わってしまうのですが、ひどくなってくると「何だかこの人は眠そうだな、やる気が無いのかな」とか「なぜこの人はこんなに目つきが悪いのだろう、なにをたくらんでいるのだろう」などとあらぬ誤解を与えてしまいます。

眼瞼下垂が両目ともバランスよく生じているなら、症状の度合いにもよりますが、それはそれでなんとか我慢できるかもしれません。しかし症状が片方の瞼にだけ表れてしまうと、これはもう見る人に奇異な印象を与えるだけとなってしまいます。ほとんどの人は世間と没交渉というわけにいきませんから、眼瞼下垂の患者さんは実に辛い思いを味わっておられるわけなのです。

眼瞼下垂は先天的に生じてしまう場合もありますが、近年では後天的な眼瞼下垂の症例がかなり増えているようなのです。軽度の症状ではほとんど自覚症状も無いのですが、悪化すれば視野が狭くなり、症状が両瞼に及べば最悪の場合、目が開かなくなって物理的な盲目状態に陥ってしまうことになります。日常生活中にこのような症状悪化が生じたら大変なことになります。階段や段差での転倒、転落も充分恐ろしいですが、自動車の運転中などにこうした事態に陥ったらどうなるでしょう。

眼瞼下垂が怖いのは、視力がしっかりしているにもかかわらず視界が奪われてしまう、目隠しをされてしまうという不条理にあります。最初に述べた、ルックスに関する悩みなどは、これに比べれば二次的なものです。特に後天的に眼瞼下垂となる人の場合、それまで得ていたはずの視界が突然奪われるのですから、そのパニックの度合いは想像に余りあります。

経営事項審査のことなら! http://www.gto555.jp
東京で建設業許可申請、経営事項審査をお考えの方!